AKTUALA



AKTUALA / AKTUALA : ARTIS (ARCD 038) 1973

WAIT!!  アクトゥアラはトルコ、ギリシャ、アフリカ、インドなどの民族楽器を使いますが、純粋な民族音楽を演奏するバンドではありません。こういった生楽器を駆使したバンドはイギリスのサード・イアー・バンド、ドイツのエンブリヨやポポロ・ヴー、イタリアではペペ・マイナなどがありますが、アクトゥアラも同様の即興演奏を中心とした中近東音楽に似た世界を聴かせてくれます。ブルース・ハープや各種管楽器を操るヴァルテル・マイオーリとサックスのダニエーレ・キャヴァランティが中心となって73年にミラノで結成され、路上でのパフォーマンスに始まりレヌード・フェスティヴァルなど各種前衛的音楽祭に参加、やがてフランコ・バッティアートの目にとまり、ブラブラ・レーベルとの契約にこぎつけ本作を発表します。メンバーはヴァルテルとダニエーレ、アントーニオ・チェラントラ、ラウラ・マイオーリにリーノ・カプラ・ヴァッチーナの5人ですが、本作発表後リーノとラウラが抜け、リーノは78年の『ANTICO ADAGIO』と92年の『L'ATTESA』を発表しながら、現在はバッティアートやアリーチェの多くのアルバムに参加しています。アクトゥアラは74年に『LA TERRA』、75年に『TAPPETO VOLANTE』と発表、地中海やモロッコに根ざした方向性を打ち出しましたが、76年に解散しヴァルテルは79年までインド、ペルシャ、ヒマラヤなどを旅します。イタリアに戻ってから80年にフトゥーロ・アンティーコなる同じベクトルのバンドを結成し2枚のアルバムを発表しました。また、ダニエーレはジャズ・シーンに戻って数々のセッション、アルバムに参加しています。


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