AUDIO 2



AUDIO 2 / THE BEST (AIRPLAY) : PDU (PDU 13342) 1998

WAIT!!  アウディオ・ドゥエは女王ミーナの存在無しには語れません。親友であるジョヴァンニ・ドンツェッリ(61年5月28日生まれ)とヴィンチェンツォ・レオンポッロ(61年7月22日生まれ)のナポリッ子二人によるユニットであるアウディオ・ドゥエは、早くからミーナにその才能を買われ、彼女の92年のアルバム『SORELLE LUMIERE』に「NEVE」を提供しています。93年に再びミーナの『LOCHNESS』に「RASO」と「SI CHE NON SEI TU」を提供、ミーナの息子であるマッシミリアーノ・パーニが彼らのことを大いに気に入り、彼らのプロデュースをかってでます。93年にデビュー・アルバム『AUDIO 2』を発表しますが、その1曲目を飾るのが「SI CHE NON SEI TU」で、ミーナのヴァージョンと合わせて一年中ラジオから流れていました。その後も貪欲に曲を書き続けており、そのアーティスティックな活動が二人の評価を上げています。94年には初のツアーを行ない、テレビにもその姿を現わしました。またもやミーナの『CANARINO MANNARO』に「ROTOLA LA VITA」と「NON E' NIENTE」を提供、前者は彼らとの初デュエットとなっています。さらに95年はミーナの『PAPPA DI LATTE』に「NON C'E' PIU' AUDIO」、「NAUFRAGATI」、「METTI UNO ZERO」と3曲を送り込み、自らもアインシュタインをモチーフとしたセカンド・アルバム『E=MC2』を発表し20万枚を売り上げます。この頃より映画音楽にも携わるようになり、活動の幅を広げました。96年にサード『SENZA RISERVE』を発表し、98年にはあのミーナ・チェレンターノのプロジェクトに参加しシングル「ACQUA E SALE」を含む3曲に関わり、70万枚の大ヒットに貢献しています。 さて本作はアウディオ・ドゥエのベスト盤になりますが、上記のミーナに提供した曲のセルフ・カヴァーを含む全16曲入りの徳用盤です。重要なのは彼らの作曲の才能が素晴らしいだけでなく、歌声がルーチョ・バッティスティにそっくりなことです。バッティスティの80年代初期の頃の雰囲気を感じさせてくれ、彼の『UNA GIORNATA UGGIOSA』が好きな方なら、なんの問題も無く本作を楽しむことが出来るでしょう。


ITALIAN ARTIST CHRONICLE