PINO BECCARIA / FOTOSINTESI : RICORDI (74321 759102) 2000
ラガッツィ・イタリアーニ出身のピーノ・ベッカーリアのソロ作品が発表されました。 ラガッツィ・イタリアーニは当初5人組として結成されましたが、その中で最年少だったのがピーノでした。 ピーノは1976年10月11日ローマ生まれで、他のメンバーは72年〜74年生まれでしたので少し年の差を感じていたのでしょうか、98年にグループを脱退しています。 イタリア本国での事情は分かりませんが、男の私の目から見ると一番男前だったのが、このピーノだったのではないかと思わせてくれるほどの甘いマスクが魅力的です。
ひとりでラガッツォ・イタリアーノ!
当初本作は「ありがちなアイドルものの作品」だと思って軽く流していましたが、ゆっくりと聴き直してみると非常に力のこもった作りになっていることが分かり、胸を打たれました。 ヴォーカルはジャンルーカ・グリニャーニに似た甘い声で、曲はビアージョ・アントナッチやパオロ・ヴァレージ、最近のトッツィなどのテイストを感じさせてくれます。 中でもルカ・カルボーニの「FRAGOLE BUONE BUONE」のロック色を強調したカヴァーが秀逸の出来です。 一聴するとありふれた、どこかで聴いたことのあるようなメロディーばかりですが、気がつくといつの間にか深く入り込んでいる自分にハッとさせられるような作品です。 不思議にもなぜか“懐かしい想い”がめぐって来ます。 物思いにふける時にどうぞ。