BIAGIO ANTONACCI



BIAGIO ANTONACCI / MI FAI STARE BENE : MERCURY (558 554 2) 1998

NOW LOADING!! 1963年11月9日ミラノ生まれのビアージョ・アントナッチは、11才のころからドラムを叩き始め、やがて"ファルキ・ジュニア"や"ホークス"というバンドを結成し、ツェッペリン、パープル、ELP、ジェネシス、ピンク・フロイド、ポリスといったアーティストたちの曲を演奏していました。兵役後に、彼のアイドルであるロンと知り合い、ロンのバック・ミュージシャンとしてライヴやレコーディングに参加するようになります。やがてビアージョの才能が認められ、88年にサンレモ音楽祭出場曲「VOGLIO VIVERE IN UN ATTIMO」でデビューします。翌年この曲を含むデビュー・アルバム『SONO COSE CHE CAPITANO』が、ロンの全面的プロデュースにより制作されましたが、既に並々ならぬ実力を感じさせてくれました。その後ロンから離れ、フィリッポ・ラスパンティやマウロ・マラヴァーシ等のプロデュースでアルバムを発表して行きます。93年に「NON SO PIU A CHI CREDERE」でサンレモ音楽祭に参加し、アルバム『LIBERATEMI』を発表しますが、この3作目までは純粋なイタリアン・ポップスを聴かせてくれました。しかし、94年の『BIAGIO ANTONACCI』からは突然本来の自分に目覚めたのか、ワイルドさを増し、まるでスティングのようなスタイルに変わりました。さて、2年ぶり6枚目になる本作ですが、注目すべきはやはり長い髪をばっさり切ったその外見でしょう。写真で見る限りではかなりスティングに似ています。きっとライバルはネックということになるのでしょうが、両者共声質もかなり似ていますので、ネックが好きな方は問題無くビアージョを聴くことが出来るでしょう。強いて言えば、こちらの方が年上でデビューも早いことから、バラードはより安心して聴くことが出来ます。


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