DEUS EX MACHINA



DEUS EX MACHINA / EQUILIBRISMO DA INSOFFERENZA : KALIPHONIA (KRC 020) 1998

NOW LOADING!!  1985年にボローニャで結成されたプログレッシヴ・ロック・バンド、デウス・エクス・マキーナの6枚目のアルバムです。このバンドのサウンドは「疾走するジェントル・ジャイアント」で、ヴォーカルがバンコの「ジャコモおじさん」と言えば理解して頂けるでしょうか。なんと言っても、その正確なテクニックに裏打ちされた壮絶かつスリリングな曲展開は、90年代以降では唯一無二と言い切ってしまって良いでしょう。このご時世にたっぷりと変拍子が聴けるのは嬉しいことです。メンバーは6人編成ですが、ヴァイオリニストがレギュラーで入っているところが、往年のプログレを感じさせてくれます。特に今回はホーン・セクションを起用し、今まで以上のダイナミズムを体験出来ます。現役で頑張っているPFM、バンコ、アレアなども、年齢から来る衰えからか若干演奏のスピードが落ちているように感じられますが、そんな彼等を追い越して人気ナンバー・ワンに君臨するのも時間の問題ではないかと予測させます。本作では、以前にも増してインター・プレイ的な要素が多いと思いますが、それでもジャズ・ロックと言うほど観念的ではなくメロディーがしっかりしてます。世界中からプログレ・バンドがロサンジェルスに集まって開催されるイベント「プログフェスト95」に参加していますが、そのCDで聴けるライヴ演奏も"ぶっ飛び"の一語でした。


ITALIAN ARTIST CHRONICLE