EQUIPE 84



EQUIPE 84 / NEL CUORE NELL'ANIMA : BMG (74321 659592 2) 1999

WAIT!!  4枚目以降のアルバムの内容から、プログレ・バンドと認知している人も多いエキペ84は、1962年にモデナで結成されました。バンド名の「エキペ」は、リーダーのマウリツィオ・ヴァンデッリが聴いたポリネシア音楽のレコードのタイトル「EQUIPE TAITHIENNE」から取り、「84」は結成当時の4人の年齢を足した数だということです。イタリアのビート・ロックでは最初期のバンドである彼等は、相当数の英米のカヴァー曲を録音しています。本作は2枚組のベスト盤ですが、64年の2枚目のシングル曲「PAPA' E MAMMA'」から、74年の名盤『SACRIFICIO』の曲に至る彼等の集大成となっており、今まで音の悪い編集盤を買われた方にとっても必携のアイテムと言えるでしょう。 主な収録曲としては、リヴィングトンズ(ビーチ・ボーイズ)の「PAPA-OOM-MOW-MOW」、ローリング・ストーンズの「TELL ME」、ベッシー・バンクス(ムーディー・ブルース)の「GO NOW」、ビーチ・ボーイズの「DON'T WORRY BABY」、ママス&パパスの「I NEED SOMEBODY GROOVY」、ゾディアックス(ホリーズ)の「STAY」、バリー・マクガイアの「YOU WERE ON MY MIND」、シェールの「BANG BANG」、ハニーバスの「I CAN'T LET MAGGIE GO」、ムーディー・ブルースの「EVERY DAY」、トラフィックの「NO FACE NO NAME NO NUMBER」、イージービーツの「LAND OF MAKE BELIEVE」、ムーヴの「BLACKBERRY WAY」、ビージーズの「MARLEY PURT DRIVE」などのカヴァー曲に加え、ルーチョ・バッティスティモゴールの名コンビによる「29 SETTEMBRE」、「NEL CUORE NELL'ANIMA」、「HEY RAGAZZO」に、旧友フランチェスコ・グッチーニルーチョ・ダッラ、ロベルト・ソッフィーチ、ジョルジョ・コンテ、ダリオ・バルダン・ベンボに至るまで様々な人の楽曲を楽しめ、まさにイタリアの音楽シーンを紐解くにはうってつけの徳用盤と言えそうです。


ITALIAN ARTIST CHRONICLE