FIAMMA FUMANA / 1.0 : UNIVERSAL (546 921-2) 1999
モデナ・シティ・ランブラーズの生みの親のひとりである、アルベルト・コッティカ(キーボード)はMCRの最新作『フオリ・カンポ』のレコーディングが終了した99年の6月以降、このフィアンマ・フマーナの準備に入り夏にはレコーディングを開始しています。 フィアンマ・フマーナとはデジタル化されたケルト・ミュージックを奏でる3人組のユニット・バンドです。 ネイティヴなケルト・バンドの多くが現在はデジタル楽器を駆使して演奏していますが、このユニットが他とは決定的に違っているところは、ほとんどの曲がテクノ・ビートにのっていることでしょう。
テクノ・ビートで聴かせるイタリアン・ケルト
紅一点ヴォーカルのフィアンマと、プログラミングを担当するマルコ・ベルトーニ、そしてアルベルトの3人が紡ぎだす世界は、まさにヴァーチャルな空間であり、これがケルトかと聞かれると返答にとまどってしまいそうです。 たとえばエンヤとかクラナド、カパケリあたりを聴き親しんだ人にとっては、すんなり受け入れられる空間ではないでしょうか。 モデナ・シティ・ランブラーズ同様、アイリッシュ・トラッド・フォークやケルト・ミュージックの好きな方にはおすすめのサウンドです。 あまりイタリア出身ということを考えないで聴くほうが本作を楽しめることと思います。