LEDA BATTISTI / LEDA BATTISTI : EPIC (EPC 491551 9) 1999
レダ・バッティスティは、1971年にローマにほど近いリエーティのポッジョ・ブストーネで生まれました。ルーチョ・バッティスティの姪っ子とのことですが、生まれた場所が全く同じということでとても説得力があります。当然の如く幼いころから音楽に興味を持ち、10才の時にはギターを弾き始めます。94年になって、ヌーヴォー・フラメンコの旗手であるオットマー・リーバートに師事し、フラメンコ・ギターの勉強と作曲の日々を送ります。95年にはRTIレーベル主催の新人歌手のオムニバス盤『STELLA NASCENTE』に参加して「L'ALTALENA」を熱唱していますが、まだギターの腕もいまいちな印象で元PFMのルーチョ・ファッブリのヴァイオリンの方が目立っていたほどです。しかしながら、オットマーの元での修行の成果が発揮された本作で堂々のデビューとなったわけです。 本作は当初98年に発売されており、シングル・カットされた「L'ACQUA AL DESERTO」「COME IL SOLE」「SEI TU」のどれもがFM局を中心にパワープレイされるという好スタートを切り、秋にはイギリスのピーター・ゲイブリエル所有の「リアル・ワールド・スタジオ」においてアニメ映画『LA GABBIANELLA E IL GATTO』のサントラに参加、99年はサンレモ音楽祭に初出場を果たして新人部門の第三位に入賞するという快挙を成し遂げています。そして、その入賞曲「UN FIUME IN PIENA」とサントラ盤からデヴィッド・ローズ作の「NON SONO UN GATTO」他1曲を加えて全14曲入りとなって再発売されたのが、このサンレモ・ヴァージョンです。 全編にオットマーが参加し、彼の持つニュー・エイジ的なエッセンスが入った軽いポップスという印象ですが、オットマー自身のソロ・アルバムから選ばれた「SNAKECHARMER」や「BUTTERFLY AND JUNIPER」などに自ら歌詞を付けて歌っていたり、ジプシー・キングスやチャヤンを彷彿とさせる部分はソニーらしいなと納得してしまいました。