VINCENZO MONTI / OCEANIMA : POLYDOR (539 796-2) 1998
ヴィンチェンツォ・モンティはミラノに生まれ、アドリア海沿いの町であるカットーリカで育ちました。 幼少の頃から音楽的に恵まれた環境で育ったため、若いうちから人前で歌うことを覚えます。 彼の得意なレパートリーとして、英米のヒット・ソング、ウェストコースト系、ブルース・スプリングスティーンやファンク・ミュージックなどを好んで歌っていました。 青年期には再びミラノに移り住み、学校のあとナイト・クラブに通うという生活をし、独学のギターでお客のリクエストに答えていました。 二十歳を過ぎてから、初めて自身のアヴァンギャルド・ロック・バンドを組み、レコード会社との契約に至っています。 しかしレコードは完成せず、バンド活動は解散に追い込まれたため、ヴィンチェンツォは独り立ちすることを決意します。 本作は98年に発表された彼のデビュー・アルバムで、ヴィンチェンツォの持ち味である西海岸のイメージを持ちつつ、しっかりと地に足が着いたグラウンド・ビート感覚が素晴らしいポップスに仕上がっています。 ダニー・ハザウェイを彷彿とさせる曲も登場し、彼のアメリカン・ミュージックへの思い入れが熱く伝わって来ます。 最近、車の中で良く聴いている1枚です。