MARIELLA NAVA



MARIELLA NAVA / COSI' E' LA VITA : BARAONDA (BAR 13602) 1999

WAIT!!  タラント生まれのマリエッラ・ナーヴァの生年月日は公表されていません。幼い頃からピアノを習い始め、16才の時には自分の思春期をテーマにした曲を歌うカンタウトリーチェ(シンガー・ソングライター)としての活動を始めました。86年に彼女のデモ・テープを聴いたジャンニ・モランディが、その曲「QUESTI FIGLI」を気に入りレコーディングしたことによって作家として注目を浴びるようになります。今までレナート・ゼロオルネラ・ヴァノーニ、エドゥアルド・デ・クレセンツォ、ロレダーナ・ベルテ、トスカなどに楽曲を提供して来ていますが、彼女自身は87年に「FAI PIANO」でデビューし翌年「UNO SPIRAGLIO AL CUORE」でサンレモ音楽祭に出場後アルバム『PER PAURA O PER AMORE』を発表しました。クラウディオ・バリョーニのプロデューサーとして有名なアントーニオ・コッギオがデビューからずっと彼女を手掛けており、全曲が自作自演という徹底ぶりで常に高尚なオリジナリティを聴くことが出来ます。 本作はベスト盤を含む8枚目のアルバムで、昨年4年ぶりのアルバム『DIMMI CHE MI VUOI BENE』を出したばかりなのにもう新作を届けてくれました。今年(99年)のサンレモ音楽祭3位入賞曲「COSI E LA VITA」を中心に、前作からの流用4曲、新曲ではマンゴーアメデオ・ミンギとのデュエットも歌っています。更に特筆すべきは、95年に作家としてフラヴィア・アストルフィに提供した「PER AMORE」と、89年にエドゥアルド・デ・クレセンツォに提供した「COME MI VUOI」をセルフ・カヴァーしていることでしょう。2曲ともそれぞれがサンレモ音楽祭に出場した時の曲ですが、前者はアンドレア・ボチェッリの『ロマンツァ』の中でもカヴァーされており、魅惑的な旋律に耳を奪われた方も多いはずです。「COSI E LA VITA」のアンプラグド・ヴァージョンも収録されており、新旧の魅力が詰まった本作は初めて聴かれる方には打って付けの1枚と言えるでしょう。


ITALIAN ARTIST CHRONICLE