NEK / LA VITA E' : WEA (8573-83329) 2000
本作では共同プロデューサーに、マドンナやジョージ・マイケル、そしてスティングとの仕事で有名なニック・イングマンを起用しており、5曲でアレンジでも参加しています。 壮大なオーケストラはロンドンにおもむき、アビー・ロード・スタジオで録音するという懲りようで、ネックのブリティッシュ好きが顕著に出ています。 全13曲に、先行シングルとして発売された「CI SEI TU」のアコースティック・ヴァージョンのおまけが付いてます。 そのシングル盤には「CI SEI TU」のビデオ・クリップも収録されているとのことですので、ネック・ファンはお見のがしなく。
NEK / NEK : WARNER FONIT (3984 29282-2) 1992
NEK / IN TE : WARNER FONIT (3984 29283-2) 1993
NEK / CALORE UMANO : WARNER FONIT (3984 29284-2) 1996
NEK / LEI, GLI AMICI E TUTTO IL RESTO : WEA (WPCR-1949) 1997
NEK / IN DUE : WEA (WPCR-2019) 1998
ネック待望2年ぶりの新作が届きました。 92年にデビューして以来、早くも6枚目のアルバムになりますが、ネックはまだ28才だという若さに驚かされます。 前作でのポリスやカッティング・クルー的なアプローチは健在であるものの、今回は特にイタリア国内に目を向けたような音の作りに、大人への第一歩を踏み出したような雰囲気が感じられます。 またブームの再来とも言われている“ネオアコ”調のアコースティック楽器を大切にしたサウンドも落ち着いて聞こえる要因でしょう。
近年大ブレイクしているロック・ヴォーカリスト、ネックの初期のアルバム3枚が再発されました。1972年1月6日サスオーロ生まれの"ネック"ことフィリッポ・ネヴィアーニは、9才の頃から音楽に目覚め、ポリスのスタイル、音楽、バンド形態を目指して活動をして来ました。特にスティングにはかなり思い入れが強いようで、このデビュー盤の時はポリス時代のスティング調の髪型と、ヴォーカル・スタイルからもかなりの影響がうかがえます。音楽的にもポリス、スティングの影響が顕著に出ており、特に本デビュー作ではいきなりスティングの「FRAGILE」そっくりのメロディーで始まっており、その徹底ぶりに驚かされます。イタリアの若獅子によるパワフルなロックをご堪能下さい。
デビュー2年目にしてサンレモ音楽祭への出場権を手に入れたネックは、本作のタイトル曲「IN TE」で"新人部門"に参加しました。同じ年に参加した新人アーティストで現在も第一線で活躍しているのは、ネックとラウラ・パウジーニくらいなものです。サンレモ音楽祭を意識したためか、前作よりも若干ロック色が薄れていますが、逆にサンレモ御用達ともいうべき"甘くせつないメロディー"が全編をおおっており、イタリアン・ポップスとして完成度の高い作品となっています。歌い方は相変わらずスティング調ですが、髪型がサンレモ音楽祭出場のためか、少し伸ばしてイタリアの好青年風となっているのが笑えます。なお、今回の再発に際しジャケットのアート・ワークが変更されていますが、はっきり言って以前のものよりおしゃれになっています。
ネックのサード・アルバムです。もともと94年に出たものですが、後からマキシ・シングルとして発売された「ANGELI NEL GHETTO」を追加収録して、96年に再発されました。3枚目にしてすでにヴェテラン・ヴォーカリストの風格を身に付けたネックの、素晴らしい楽曲の詰まった抜群のポップ・アルバムです。時代はジャンルーカ・グリニャーニ、、マルコ・マジーニ、パオロ・ヴァレージなど、まさに若手男性ヴォーカル隆盛の真っ只中。ネックはついにイタリアを飛び出してヨーロッパへ進出し、94年度ヨーロピアン・ミュージック・アワードで"ベスト・イタリアン・シンガー"に輝きました。楽曲、歌唱力ともにネックの本領が発揮された本作は、誰にでもお薦め出来ます。
1972年1月6日サスオーロ生まれの"ネック"ことフィリッポ・ネヴィアーニは9才の頃から音楽に目覚め、ポリス・スタイルの音楽、バンド形態を目指して活動をして来ました。特にスティングにはかなり思い入れが強いようで、92年のデビュー時はポリス時代のスティング調の髪型、現在はスティングの『THE SOUL CAGES』以降の髪型と、スタイルからもかなりの影響がうかがえます。余談ですが、本作のこのジャケットと『THE SOUL CAGES』の中ジャケットの写真を見比べて下さい。左右対象ですが、笑えるほどに似ていますし、きっとネック自身も嬉しいのでしょう。音楽的にもポリス、スティングの影響が顕著に出ており、特に本作ではポリス調の軽快な曲が多く突き抜けた感じがとても楽しいです。息を漏らす歌い方すらスティング的ですが、曲によってはU2のボノにも似ており、正統派ロック系歌手として必ずや大物になることでしょう。このアルバムは96年に出たものですが、97年のサンレモ音楽祭参加曲「LAURA NON C'E」のシングル2曲を追加して出し直したもので、日本ではさらに「LAURA NON C'E」の英語ヴァージョンを追加して発売しています。
ネックの国内登場第二段です。今度はイタリア本国のリリースとほとんど同時タイミングで発売されましたので、その力の入れようが伝わって来ます。またしてもスティングと思しき出で立ちで迫って来てますが、ここまで成り切れれば上等でしょう。音楽的にも良い意味で今までと全く変わらないことに好感が持てます。売れてくると、期待されるプレッシャーにより妙に音楽指向を変えてくるアーティストが多い中、ネックの予定調和的な曲調は十分に納得出来ます。やはり何度聴いてもネックはスティングに聞こえます。本作に先行してシングル「すべてを君に」が発売されており、順調にチャートを上がっているようです。解説の中で彼が影響を受けたアーティストに、ポリスだけでなくイエスやツェッペリンの名前をあげていたのにはちょっと驚きました。