OSANNA



OSANNA / MILANO CALIBRO 9 : FONIT CETRA (KICP-2154) 1972

NOW LOADING!!  当ホームページのトピックスのコーナーにある「COVER STORY」でも紹介しているオザンナのセカンド・アルバムです。同タイトルの映画のサントラ盤ということですが、オザンナとしてのアルバムのクォリティ云々よりも72年の時点でのイタリアン・ロックを代表する一枚として紹介せざるを得ないでしょう。というのも、本作はルイス・バカロフ総指揮のもと、オーケストラとロック・バンドの完全なる融合を具現化しているからです。こういった試みは60年代から既に沢山のアーティストによって行われて来ましたが、イタリアにおいてはニュー・トロルスの「コンチェルト・グロッソ1」やイル・バレット・ディ・ブロンゾの「SIRIO 2222」位しかロックでは見当たりません。オザンナの魅力は変態ギタリストのダニーロ・ルスティーチの泣きのギターやエリオ・ダンナの呪縛的管楽器無くしては語れませんが、本作ではバカロフにより違った側面を引き出されています。そして最後には究極のバラード「CANZONA」が必ず泣かせてくれるでしょう。


ITALIAN ARTIST CHRONICLE