PICCHIO DAL POZZO / ABBIAMO TUTTI I SUOI PROBLEMI : NEXUS (KICP 2841) 1980
イタリアのアヴァンギャルド・ミュージックの代表的なバンド、ピッキオ・ダル・ポッツォです。何とも馴染みの無いバンド名とずいぶんと可愛らしいジャケットですが、音の方は硬派でしっかりと変拍子しててぶっ飛んでいます。ニュー・トロルスのリーダー、ヴィットリオ・デ・スカルツィの実弟であるアルドー・デ・スカルツィ(KEY,VO)を中心としたバンドで、カンタベリー・シーンのジャズ・ロックからの影響を濃く出しており、ソフト・マシーンやハットフィールド、ワイアット系好きにはたまらない音楽でしょう。バンドとしては2枚のアルバムを発表し、81年のオムニバス盤に参加後解散、アルドーは様々なスタジオ・ワークをこなしながら89年にアンナ・オクサのツアーのバック・バンドにニュー・トロルスの一員として参加、91年にはワールド・ミュージック色の強い初ソロ・アルバムとサッカーのサンプドーリャ・チームのためのアルバムを兄と共にデ・スカルツィ・ブラザーズとして発表、さらに92年にはニュー・トロルスに正式参加しサンレモ音楽祭に出場するなど活発に活動しています。