RICCHI E POVERI / PARLA COL CUORE : BMA (NR 21352) 1998
以前はサンレモ音楽祭ご用達のグループだったリッキ・エ・ポーヴェリは、男性2人に女性2人の4人組として1968年に結成されました。メンバーはフランコ・ガッティ(43年生まれ)、アンジェロ・ソトジェ(46年生まれ)、アンジェラ・ブラムバーティ(48年生まれ)、マリーナ・オッキエナ(50年生まれ)の4人でしたが、80年以降はマリーナが抜けて3人組となり現在に至っています。男女4人組というとアバやママス&パパス、マンハッタン・トランスファーなどさまざまなポップ・グループがありますが、リッキ・エ・ポーヴェリはイタリアでの代表格と言い切って良いでしょう。(他にイタリアで男女4人組と言ったらノヴェチェントくらいしか思い付きません) デビュー後まず70年にサンレモ音楽祭に「愛の贈り物(LA PRIMA COSA BELLA)」で2位に入賞し、輝かしいスタートを切ります。続く71年には世界中でスタンダードとなった「ケ・セラ(CHE SARA')」で再び2位に入賞、その後72年に「桜の少女(UN DIADEMA DI CILIEGIE)」、73年に「愛の果実(DOLCE FRUTTO)」とサンレモ音楽祭に入賞し、同年「ほほえみに歌を(PENSO SORRIDO E CANTO)」でカンツォニッシマ(ローマTVフェスティヴァル)でも入賞を果たし、一気にスターの仲間入りを果たしました。76年にはセルジョ・バルドッティとルイス・バカロフの黄金のコンビで『ブレーメンの音楽隊』をレコード化したり、85年には「恋に落ちて(SE M'INNAMORO)」で待望のサンレモ音楽祭優勝を果たしたりしましたが、92年以降サンレモには顔を出しておらず地道に活動を続けています。 本作は新曲3曲を含む新録によるベスト盤です。サンレモ出場全12曲中4曲が収録されており、その他「マンマ・マリア」、「メイド・イン・イタリー」などヒット曲のオン・パレードです。音楽的には純粋なポップスですが、マリオ・ナターレによる最新のアレンジで結構ファンキーに仕上げられています。歌の上手さはもちろんお墨付きです。