SQUALLOR / LE ORIGINI : BMG (74321 383032) 1996
正体不明、かつ摩訶不思議な変態バンド、スクアラーの2枚組コンピレーション盤です。 実はこのバンド、スタジオの職人たちの覆面バンドとなっており、メンバーはジャンカルロ・ビガッツィ、トト・サヴィオ、ダニエーレ・パーチェ、アルフレード・チェッルーティの4人です。 まずジャンカルロ・ビガッツィは言わずと知れた名プロデューサーであり、マルチェラを筆頭に、ウンベルト・トッツィ、ラフ、フランチェスカ・アロッタ、アレアンドロ・バルディなどを育てています。 トト・サヴィオことガエターノ・サヴィオはギタリストとしても著名で、ビガッツィと組んでマッシーモ・ラニエリやジャルディーノ・デイ・センプリチ、ミケーレ・ザリッロ、ジャンニ・ナザーロ、プーポなどをプロデュースして来ました。 この2人に作詞家のダニエーレ・パーチェ(85年没)とエンジニアのアルフレード・チェッルーティが加わり、「歌もの」というよりは「話しもの」といった趣きの強い音楽を紡ぎだしています。 私の知る限りでは、70年代から80年代にかけてたくさんのレコードを出しており、77年の『VACCA』というアルバムがヒットして以降、94年までは確実に活動していたようです。 さて、本作は83年の『ARRAPAHO』から94年までのリコルディ・レーベル時代の6枚のアルバムからの音源で構成されており、手っ取り早く彼らの冗談音楽を聴くことが出来ます。