PAOLO VALLESI



PAOLO VALLESI / SABATO 17:45 : CGD (3984-26226-2) 1999

WAIT!!  1964年フィレンツェ生まれのパオロ・ヴァレージは、早くから音楽に興味を持ち13才の時にピアノを習い始めますが、その先生が現在でもクラウディオ・バリョーニには欠かせないキーボーディストのヴァルテル・サヴェッリでした。16才の時にすでに音楽で頭が一杯になっていたパオロは、プロの歌手になることを決意しピアノ・バーで歌い始めます。89年に新人の登竜門であるカストロカーロに出場しプロデューサーのダード・パリジーニに見いだされ、翌90年の”夏のデイスク・フェスティヴァル”に「RITORNARE A VIVERE」で参加してデビューします。91年にはサンレモ音楽祭の新人部門に「LE PERSONE INUTILI」で最優秀新人賞を勝ち取り、翌92には同音楽祭で「LA FORZA DELLA VITA(せつなさよりも強く)」を歌い堂々3位に入賞、一気にイタリアのティーンエイジャーのアイドルになりました。 本作は91年のファースト『PAOLO VALLESI』以来、ベスト盤を含む6枚目のアルバムとなります。なんと聴いてびっくり、堂々とした大人の風格を持っているではありませんか! もともとバリョーニやコッチャンテといった熱唱型ヴォーカリストだったパオロですが、見事な”押しと引き”で、遂に到達した彼だけの世界というものをひしひしと感じ取ることが出来ます。14曲中7曲の歌詞をミケーレ・ザリッロPFMの新譜で書いているヴィンチェンツォ・インチェンツォが担当しており、いつもレナート・ゼロで手腕を発揮しているレナート・セリオの秀逸なオーケストラ・アレンジが顔を覗かせ、アラン・パーソンズやクリス・レアなどでのアンドリュー・パウエルが作りだす奥行きのある空間に近い演出になっています。イギリスを意識したサウンドですが、信じられないような完成度ですのでみなさんぜひ聴いてみて下さい。


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