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2007年04月30日
車雑誌「NAVI」にリマスターの記事を書きました
この週末に発売されたばかりの車の雑誌「NAVI」(二玄社)
6月号に、「いい音こそ感動の源」というタイトルでリマスター技術について書きました。今回の特集「ドーピングが車を救う」というテーマに基づき、
車以外にどんなものが「ドーピングすることによって機能や魅力が倍増する」のか、いくつかリストアップされた中で、
音楽ネタとしてお呼びがかかったわけです。車にターボ・エンジンを付けるとパワーアップするように、
音楽もリマスターを施すことによりパワーアップするという意味においては、同じベクトル上に位置しているわけです。
今回は南青山にあるワーナーミュージック・マスタリング・スタジオにおじゃまして写真も撮らせて頂き、
実際の現場での作業工程を説明しながら、どうやったらCDの音質が向上するのかについて書かせて頂きました。ここでお世話になった菊地さんは、
エンジニア道30年以上のベテランの方で、古くは中森明菜のほぼ全ての録音にはじまり、中村あゆみの「翼の折れたエンジェル」など、
歌謡史に残るヒット曲をバンバン量産されていた凄い人です。私は97年のイエスの紙ジャケ・
リマスター作業の際に初めて一緒に仕事をさせて頂きましたが、以降今日に至るまで、私の監修作業にとって無くてはならない人です。

リマスターという作業は単に音質を改善することが目的の作業ではないし、LP時代のマスターの再現だけが目的ではないので、
深く関わればかかわるほど、まだまだ奥の深い作業であり、またCD制作において最重要な作業のひとつといえます。
さらにスタジオの音響特性とマスタリング・エンジニアとのマッチングにもかなり影響されますので、
私なんかは菊地さんと出会えて本当にラッキーだったなと思っています。どれだけ凄いスタジオで、どれだけ菊地さんが凄いのか、まずは「NAVI」
の74ページを開いてみて下さい。 
Author : italianmusic : 2007年04月30日 04:24