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2007年06月16日
ふたつのニュー・トロルスが同時にニュー・アルバムを発表!

な、なんと、ニュー・トロルスの『コンチェルト・グロッソ3』の発表と同時に、ニュー・トロルスの残党で作ったイル・ミト・ニュー・ トロルスまでもが新作を発表してしまいました!
まず、本家ニュー・トロルスですが、こちらは今年の来日公演で演奏されたばかりの、『コンチェルト・グロッソ ザ・セヴン・シーズンズ』 がようやく完成したようで、今回はなぜか『コンチェルト・グロッソ3』というように『3』の文字を付けず、替わりにサブ・タイトルを付けています。 これは、先のインタヴューでヴィットリオ・デ・スカルツィとニコ・ディ・パーロのふたりが、「シリーズ化したい」と述べていたので、 きっと今後のことを考えてのネーミングになったことと思われます。まだ中身は届いてませんが、「コンチェルト・グロッソ」 としては11曲で構成されており、春のコンサートではそのうち7曲を披露してくれましたので、残りの曲、そして曲順など、展開が楽しみです。
そして、突然届けられたのが、イル・ミト・ニュー・トロルスのアルバム『3』です。これも意味深で、本家ニュー・トロルスの『コンチェルト・ グロッソ3』の動きを察知してのタイトルかと思いきや、実はこのバンドに在籍しているリッキー・ベッローニ、ジョルジョ・ウザイ、そしてジャンニ・ ベッレーノの元ニュー・トロルスのメンバー3人のことを指しています。このアルバムに収録された曲は、本家がクラシカル・ ロックに回帰したのとは逆に、あの78年から80年頃に大ヒットを飛ばしたポップス時代の曲が満載です。リード・ ヴォーカルにニコやヴィットリオの声はありませんが、聴き慣れたリッキーやジャンニの声にはちょっとした懐かしさもあり、 ついついウルウル来てしまいます。さらにあのジャンニのファルセットも健在です!
元々イル・ミトにはニコ・ディ・パーロが在籍していましたが、彼が離れて本家ニュー・トロルスに加入したため、もうひとつのイル・クオーレ・ ニュー・トロルスを作っていたジャンニが合流したかたちとなり、現在はこのふたつのニュー・トロルスが存在していることになります。 お互いには全く交流がないとのことですが、この2枚のアルバムを携帯プレイヤーに入れ、ランダム選曲で聴いたら、当時の6人のニュー・ トロルスのうち5人が揃うことになり、贅沢で素敵な時間を過ごすことが出来るでしょう。(ちなみにもうひとりのジョルジョ・ダダモは、 実業家として大成功したため、ミュージック・ビジネスには戻らないということ)
本家ニュー・トロルスの方は日本でも国内盤が出るでしょうが、出来ればイル・ミトの方も変わらずに応援してあげて欲しいです。
Author : italianmusic : 2007年06月16日 20:59