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2007年07月05日
ニュー・トロルス 『コンチェルト・グロッソ3』 早くも到着しました!
NEW TROLLS / Concerto Grosso - The Seven Seasons : AEREOSTELLA (0182912AER) 2007

1. THE KNOWLEDGE (Overture)
2. DANCE WITH THE RAIN (Ballata)
3. FUTURE JOY (Scherzo)
4. HIGH EDUCATION (Cello cadenza)
5. THE SEVENTH SEASON (Ostinato)
6. ONE MAGIC NIGHT (Larghetto)
7. BAROCCO 'N' ROLL (Allegro brioso)
8. INTRO and CANONE
9. TESTAMENT OF TIME (Andante)
10. THE RAY OF WHITE LIGHT (Rondo')
11. TO LOVE THE LAND (Adagio)
12. THE SEASON OF HOPE (Piano preludio)
13. SIMPLY ANGELS (Suite)
14. ETHIX (Canzona)
15. SO CHE CI SEI (Italian Version of "Dance with the
rain")
ニュー・トロルスの18枚目のオリジナル・アルバム、『コンチェルト・グロッソ ザ・セヴン・シーズンズ』がようやく発売されました。最初の 『コンチェルト・グロッソN.1』を発表したのが1971年で、続編『コンチェルト・グロッソN.2』が1976年でしたので、優に30年越しでの 『3』が登場したわけです。過去に何度か、『3』の制作に向けて始動したというニュースが飛び交ったことがありましたが、遂に、とうとう、ようやく、 やっとこさ、完成にこぎ着けたというわけです。ただ、この『コンチェルト・グロッソ』シリーズは、単に数字を付けた続編を作って来たのではなく、 『1』は映画のサントラ、『2』は離散していたメンバーが再集結したことを印象付けるために作られました。今回の『3』も、ヴィットリオ・デ・ スカルツィとニコ・ディ・パーロが10年ぶりに再会したことを記念して作られた、いわば記念事業としての作品となります。
前2作は作曲とオーケストラ・アレンジに巨匠ルイス・エンリケス・バカロフを起用していましたが、30年ぶりの作成にあたり、 バカロフは年齢的にロック・ミュージックは辛くなったということで、あえてヴィットリオとニコ、 そして先の来日公演でも素晴らしい独奏を披露してくれたステーファノ・カブレラを起用しています。また、前2作は基本的にLPの片面が 「コンチェルト・グロッソ」であり、一方には関係ない曲が収録されていましたが、本作では全てが「コンチェルト・グロッソ」であり、 全編にわたってオーケストラが配置されています。そのためか、妙にバンドとオーケストラとのマッチングがよく、 まるでELOのようにバンドとの一体感が楽しめます。なので、『1』の「アダージョ」のように、琴線をウルウルさせるような巨大な波はありませんが、 その分アルバムとしての統一感や完成度はかなり高いところにあると思います。
先の来日公演で演奏されなかったのは3曲ほどですので、公演に行かれた方はすぐに全体像を把握できるでしょうし、初めて聴く人にとっては、 驚きの連続の1時間となることでしょう。むしろこれから初めて経験する人がうらやましいくらいです。世界中のファンからの期待度も高かったらしく、 販売レーベルのEDELによればすでに初回プレス分は全て発送済みだということで、これにはさすがにヴィットリオも喜んでいるようです。
ひとつだけ残念なことは、ニコがあの調子なのでリード・ヴォーカルをとった曲がないことです。そのかわり、 ニコはジャケットのアートワークのコンセプト作りに参加して、この犬のジャケットが完成したそうです。 ヴィットリオは自分の家で飼っているミニチュア・ダックスフントを使いたかったらしいのですが、この白い犬が使われたとのこと。 まさかこのジャケット問題でまたケンカ別れしないように祈るばかりです。
ニュー・トロルスにはまだまだ楽しい話題がありますが、それらは追って現在制作中の日本語版オフィシャル・サイト(http://www.newtrolls.jp/) にて順次公開していきたいと思っています。
ぜひ皆さんの感想もお聞かせ下さい。ここから
Author : italianmusic : 2007年07月05日 02:16