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2011年02月11日
近況報告3 ジリオラ・チンクェッティの紙ジャケ・コレクション登場!!

カンツォーネ・ボックス『ビバ・サンレモ!』に引き続き、今度はイタリアン・ポップスの若きクイーン(当時)、ジリオラ・チンクェッティ紙ジャケ・コレクション・ボックス・セットの待望のリリースが決定しました。チンクェッティは1964年に、弱冠16歳にしてサンレモ音楽祭に出場して優勝するなど、デビュー当初からイタリアのみならず世界中から注目されていました。あどけなさの残るなんとも言えない甘い表情や、びっくりするほどの歌唱力で、日本のカンツォーネ・ブーム第2波の立役者となり、そして男性陣からはアイドルとして「オーラ」の愛称で親しまれていました。
今回、ようやく紙ジャケ化が実現したのは以下の5タイトルです。
1 夢みる想い(1964)
2 薔薇のことづけ (1971)
3 リサイタル・イン・ジャパン(1973)
4 ボンジュール・パリ(1974)
5 恋よまわれ?チンクェッティ日本語で歌う (1972)
今回のボックス・セットの目玉は、なんといってもチンクェッティが日本語で歌った『恋よまわれ』の初CD化でしょう。イタリアのみならず、ヨーロッパの歌手が持ち歌を各国語で歌ってレコードを出すということは日常的に行っていたのですが、日本でも各レコード会社がこぞって日本語ヴァージョンを録音していました。西欧人にとって日本語の発音は、とても難しいらしく、我々日本人が聞いてすぐに何を歌っているのか理解するのはなかなか難しかったと記憶しています。しかしイタリア語の発音がカタカナで可能だということと同様に、イタリア人にとっての日本語の発音は(簡単ではないでしょうが)、日本人が聞いてもかなり理解しやすいものが多いです。チンクェッティのかわいらしい発音や歌い方は、まさに我々のハートを鷲づかみにするに十分なオーラを発していたのです。
他の4タイトルも、国内盤LP時代にはオリジナル・イタリア盤と比べて収録曲が異なっていたり、ジャケットが日本独自のものになっていたり、当然ながら『リサイタル・イン・ジャパン』は日本でのライヴ盤だったりと、「日本のカンツォーネ・ブーム」を再体験すべき要素の全てがこのボックスに詰まっているといっても過言ではないでしょう。おまけに、今回のボックス・セットの許諾申請を行った途端、ワーナー・イタリアからも「それはいい!」と言わんばかりに『リサイタル・イン・ジャパン』が初CD化されることになったほどです。それはともかく、せっかくのチンクェッティのCDは、昔懐かしいLPジャケットをミニチュア化した紙ジャケ盤で聴いて頂きたいと思います。
現在鋭意制作中、3月末頃の発売を予定しています。本商品は『ビバ・サンレモ!』と同じく通販専門商品となります。完成し次第このサイトから情報解禁していきますので、詳細についてはもう少々お待ち下さい。
写真はすでにモックアップが完成した紙ジャケットたちです。
Author : italianmusic : 2011年02月11日 03:12